井の中の蛙、大海を知らず
個別指導塾では、しばしばこのような状況が起こりやすいです。
「自分のペース」「自分の目標」「自分だけのカリキュラム」…など、個別指導の良さを強調すればするほどそのような状況に陥りやすくなります。
しかしながら、定期テストや入試は自分一人だけではありませんし、そのような集団の中で点数を競う事になります。
普段から何も意識をしていないと、「自分は頑張っている」「点数が上がってきた」と常に自分中心になりがちです。
そして、テストを受けると自分よりも高い点数の子が沢山居ることに気付き、モチベーションが一気に下がってしまうこともあります。
適度なストレス環境を作る
当校では、過度な競争や生徒を煽るようなことはしていませんが、自分だけではなく周囲の生徒達がどのように勉強しているのか、どのような結果を出しているのかを開示しています。
その一つの例としてテスト結果や模試結果の開示があります。
※中1にはイニシャルのＳさんは4名、中2にはＳさんが5名、それぞれ在籍しております。
「次のテストで頑張る！」
当校では、教室内や当ブログでテスト結果や模試結果を開示しています。
これは生徒募集のためではなく、生徒達に「自分以外のことを知らせる」ことを目的としています。
ですので、高得点生徒だけではなく、得点Ｕｐ幅もラインキングにすることで出来るだけ「1人1人の頑張り」も掲載しています。
そして、毎回掲示をするとすぐに、生徒達は「自分よりも5点高い生徒が1位なんだぁ。次回1位狙ってみるよ」や「ランクインでいるように頑張る」などと口々に話してくれます。
授業形態やカリキュラム、教材は個別選定・個別指導であっても、常に周囲を意識しながら学習に取りくめるよう工夫をしています。
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2024年3月29日
個別ゼミウイル藤が丘校
